乳腺外来 胃腸科・内科受診のことなら豊田魚津クリニック

2009年09月27日

下痢にならない注意点8

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テイカカズラ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 どうしても止まらない場合は?

 脱水になる前に専門医受診をお勧めします。特に、ご高齢の方、時期的には夏期に脱水が起こり安すく危険です。
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2009年09月23日

下痢にならない注意点7

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アカツメクサ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 下痢を誘発する病気を教えてください。

 日常の診療経験から実際に多い順に列挙してみます。
(1) ウイルス性腸炎(おなかの風邪)
(2) 過敏性腸症候群
(3) 感染性腸炎(食中毒)
以上の3つで95%程度を占めます。
(4) その他(潰瘍性大腸炎、大腸癌、他)
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2009年09月20日

下痢にならない注意点6

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ノウゼンカズラ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 一般的に胃腸を強くする方法はありますか?

下痢の多くは食事を含めた生活習慣の誤りで起こります。胃腸を強くするために、次の点に気をつけましょう。
(1) 暴飲暴食を避け、栄養バランスのよい食事を摂り、体力と抵抗力をつけておく。
(2) 腸管内(特に大腸内)の環境を日頃から整えておくことが重要です。具体的には善玉腸内細菌(ビフィズス菌)を多く含む食品(ヨーグルト、キムチ、梅干し等)を摂取すると良いようです。これは腸管の中で乳糖を産生し腸管内の環境を良好に整える役割があります。
(3) 体調が悪いときや疲れているときは、脂っぽい食事やアルコールは避ける。
(4) 嗜好品や刺激物を摂り過ぎない。
(5) 睡眠を十分とり、規則正しい生活を送る。
(6) 仕事時間と休息時間をきちんと分け、生活にメリハリをつけ精神的なゆとりを持つ。
(7) ストレスを受けていることを認識し、自分に合ったストレス解消法を見つける。
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2009年09月16日

下痢にならない注意点5

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オシロイバナ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 その他の機能性下痢は?

 体質的に大量の水分やアルコ−ルを体内に吸収できず下痢を発生してしまう人もいます。
 また、冷たい食べものが胃に入ると、その刺激で腸のぜんどう運動が異常に高まります。すると腸内の内容物の輸送時間が短くなって、水分の吸収に必要な時間がかけられずに下痢を起こしてしまう場合があります。
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2009年09月13日

下痢にならない注意点4

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ムクゲ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 乳糖不耐症とは?

 産まれたときはすべての人が母乳を分解する酵素を持っていますが、大人になって後天的に乳糖を分解する酵素が消失し、乳製品を消化できなくなり下痢を起こす人がいます。特に高齢者で多く見られます。豆乳などで代替えが可能です。
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2009年09月09日

下痢にならない注意点3

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ヤブラン(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 過敏性腸症候群とは?

 感染性を伴わない機能性の下痢では、過敏性腸症候群が代表的です。これは自律神経系のバランスがくずれ、胃腸の働きに乱れが生じるため発生します。胃や腸は精神的な影響をとても受けやすい臓器で、不規則な生活、睡眠不足、人間関係や仕事の悩み、受験勉強、身内の不幸、転勤や結婚、入学などの環境の変化がきっかけとなって起こるのです。特に神経系が発達した若いやせ型の男性で多く見られる傾向があります。日常生活に肉体的かつ精神的ゆとりを持つようにしましょう。
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2009年09月06日

下痢にならない注意点2

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オミナエシ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 海外の食生活で気をつけることは何ですか?

 海外旅行では、見ず知らずの物は食べないことです。以外と危険なのは、生野菜のサラダ、アイスクリーム、氷の入った飲み物、屋台の料理と言われています。一方、安全なのは果物です。
posted by toyotauozu at 07:00| 富山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下痢のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月02日

下痢にならない注意点1

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ミセバヤ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

日頃の食生活で気をつけることは何ですか?

 日本国内では食品安全性が高いです。しかし生ものは食べる前に賞味期限の確認が必要です。特に、暑い時期は傷みやすいので要注意です。もし、口に含んで少しでも異臭がすれば食べないことです。
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2009年08月30日

下痢の治療9

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フサフジウツギ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 胃腸薬を使う適応は?

 下痢の原因がわからない場合、お薬の使用は慎重に行うべきです。これは、下痢は、「害のあるものを少しでも早く体外に出したい!」という生体防御反応によって起こる現象だからです。即ち、脱水に十分に対処すれば、食中毒など発熱を伴う急性下痢では、むやみに下痢止めの薬を服用せず、自然にまかせることも治療になるとの考えです。
posted by toyotauozu at 06:31| 富山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下痢のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

下痢の治療8

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カンナ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 胃腸薬や薬局で買える薬は?

 下痢止めのお薬では、善玉腸内細菌(ビフィズス菌)製剤は比較的安全です。これ以外に、殺菌剤、腸間の動きを止める薬、腸管内の水分を吸着する薬、精神安定剤などもあります。
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2009年08月23日

下痢の治療7

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アベリア(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 下痢回復期の食事の要点

 次のような点に注意して食事を摂ってください。
(1) 油っぽい料理や糖分を多く含む料理やお菓子などは、腸管に負担をかけるので避ける。
(2) 香辛料の効いた料理や食物繊維を多く含む生野菜などは、腸のぜんどう運動を活発にして症状を悪化させるので、下痢が完全に止まるまでは避ける。
(3) 果物を摂る場合、柑橘(かんきつ)類は腸管に刺激を与えるので、りんごのすりおろしなどがおすすめです。
(4) 消化・吸収のよいおかゆなどを、少量ずつゆっくり食べる。
(5) にんじん、ほうれんそうなどの緑黄色野菜はビタミン・ミネラルが豊富なので、裏ごしスープや柔らかく煮て食べる。
味付けはできるだけ薄味にする。
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2009年08月19日

下痢の治療6

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キョウチクトウ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 下痢回復期の食事は?

 水分を十分に補給していれば、1〜2日、絶食しても心配はありません。症状が軽くなってきたら食事開始してください。
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2009年08月16日

下痢の治療5

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ハギ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 専門治療が必要な下痢は?

 下痢はその原因により治療は異なります。次のような症状がある場合は自己判断で治療せず。病院へ行くことをお勧めします
(1) 便の中に血液や粘液、膿が混ざっている。
(2) 色が白、赤、緑、黒など普段と違う。
(3) 便が腐ったような、すえた臭いがする。
(4) 激しい腹痛や発熱、吐き気、嘔吐を伴う。
posted by toyotauozu at 06:20| 富山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下痢のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

下痢の治療4

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ツユクサ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 嘔吐を伴う下痢では?

 嘔吐を伴う下痢の場合は十分な水分補給が難しく、脱水症状が進むケースがありますから、病院で点滴を受けるようにします。いずれにしても脱水は生命に危険を及ぼす重大な疾患です。できれば早めに専門医へ相談することをお勧めします。
posted by toyotauozu at 13:45| 富山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下痢のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月09日

下痢の治療3

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トケイソウ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 水分補給の目安は?

 水分補給の目安は、『あなたの体が欲しがるだけ』または『尿がいつもと同じ量、同じ濃さになるまで』を基準とします。ジュース類や炭酸飲料などは、含まれる成分が下痢を悪化させることがあるので避けます。牛乳は栄養補給には効果的ですが、脂肪などが腸管を刺激しますから、多量に飲まないようにしましょう。
posted by toyotauozu at 06:53| 富山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下痢のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

下痢の治療2

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ナス(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 下痢治療の実際は?

 下痢状態でむやみに水分を補給してもうまく体に取り込まれません。具体的には湯冷ましや麦茶、番茶、スポーツ飲料などで水分を補給します。さらに理想的にはスポーツ飲料を半分の濃さに水で薄めてお飲みになることをお勧めします。
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2009年08月02日

下痢の治療1

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ヒマワリ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 下痢治療の原則は?

 下痢で共通して大事なことは、下痢そのものより脱水を防ぐことです。特に子どもやお年寄りは脱水症状を起こしやすく、全身の症状が悪化するケースもありますから注意が必要です。
posted by toyotauozu at 08:05| 富山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下痢のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月29日

下痢の分類5

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オミナエシ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 下痢便の色による分類は?

(1) 黒っぽい下痢であれば、胃や小腸からの出血の可能性があります。
(2) 赤っぽい下痢であれば、潰瘍性大腸炎、大腸癌の可能性があります。
(3) 緑色の下痢であれば、溶血性貧血、急性腸炎、食中毒が疑われます。
(4) 白っぽい下痢であれば、脂肪の摂り過ぎによる消化不良、腸の病気が疑われます。
(5) 濃い茶色の下痢であれば、暴飲暴食、食中毒、過敏性腸症候群が疑われます。
posted by toyotauozu at 06:05| 富山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 下痢のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

下痢の分類4

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クサギ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 慢性に発症する下痢とは?

 慢性の下痢は2-3週間以上継続するもので原因により以下のように分類されます。
(1) 機能性の下痢
腸管の自律神経異常が原因で、時に腹痛や便秘も起こす過敏性腸症候群。薬によるアレルギー性下痢。乳糖不耐症による下痢などがあます。いずれも発熱は希です。
(2) 器質的な下痢
癌、クローン病、虚血性大腸炎などによる大腸の峡窄、潰瘍性大腸炎による大腸の炎症や出血も下痢の原因となります。下痢便には血液や粘液を混じることがあります。 
posted by toyotauozu at 08:44| 富山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 下痢のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月22日

下痢の分類3

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ハマゴウ(http://www.hana300.com/aakaisetu.html画像提供)

 急性に発症する非感染性の下痢とは?

 寝冷えや、冷たい物を多く食べた場合、乳製品など特定の食品に対する消化不良、精神的なストレスなどが原因で発症します。多くの場合、発熱は38℃未満で腹痛を伴います。
posted by toyotauozu at 07:33| 富山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下痢のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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